平成29年2月号の【かながわ経済新聞】に
(株)玉川電器(中央区田名塩田1-13-12)が紹介されました。
社員全員に「エコ検定」推奨
玉川電器(相模原市中央区田名塩田、TEL042.777.3600)は、次世代にマッチした電設業を目指す。現場人材の育成では、昔ながらの職人的な指導ではなく、必要な技術などをすべてマニュアル化。未経験者や若い人材でも習得できるようにしている。
また、社内でエコ検定の勉強を奨励。すでに全社員の3分の1が取得している。
次世代の電設業を目指す
ビルや工場、住宅の電設工事を手掛ける企業。電気設備の設計から保守・メンテナンスをカバー。県内と都内、埼玉の一部をエリアとしている。
同社が位置する電設業界は、技能者不足が長期化しており、県央・相模原地域とて例外ではない。「今の業界は60、70代の職人さんが支えています。若い人材が育っていません」と玉川勝司社長。そのため、同社では若い人材を育成するため、”ノウハウのマニュアル化”に注力している。
技術伝承をマニュアル化
「今の若い世代は、マニュアルさえあればきちんとこなしてくれます。『技術は体で覚える』といった、これまでのやり方ではなく、その世代に合った方法があるはずです」と説明する。
協力業者の見つけ方、管理方法…。マニュアルは社内システムで共有しており、必要なときに誰でも目を通せる。
また、「電設業界は環境と密接関係にある」という理由から、社員のエコ検定取得を奨励している。お客さんにLED照明や太陽光発電などの説明をする際にも、豊富なエコ知識を役立てている。
(かながわ経済新聞2月号5面掲載)