2016.03.18

「ユタカ精工(株)」が【かながわ経済新聞】に掲載されました

平成28年3月号の【かながわ経済新聞】に、
ユタカ精工(株)(中央区田名2053-3)が紹介されました。

■【産業あるある情報】ユタカ精工(株)

加工ネットワーク構築

機械加工のユタカ精工(相模原市中央区田名、℡042-761-5018)は、地元・相模原で異業種企業約100社とのネットワークを構築。顧客からの受注にワンストップで対応する。同社は切削加工一筋38年の企業だが、板金や樹脂加工、組み立てなど自社領域にない分野の仕事でも、ネットワークを活用して請け負う。また、企業だけでなく個人からの加工依頼にも応じる。

個人の加工依頼も

NC旋盤、マシニングセンターによる金属切削加工の専門家集団。ことし1月には県から「県優良工場」にも選ばれている。
同社は地元・相模原商工会議所の工業部会に所属。そこで培ったネットワークを生かし、異業種連携を進める。
「同じ製造業でも、さまざまな業種の仲間がいます。自社で請け負えない受注は、仲間に協力してもらってカバーしています。これにより、どんな依頼にも対応できます」と豊岡淳社長。

県優良工場表彰を受賞

その一方で、個人客からの受注に応じる。オリジナルのゴルフ用品やオートバイ部品など、愛好家のモノづくりを応援する。
豊岡社長によると、個人客からの依頼は、手間がかかるため、ほとんどの町工場が敬遠するという。「実際、オリジナルのパターを制作したいというお客さんが静岡からやって来ましたが、当社にたどり着く前に全部の町工場で断られたようです」と明かす。そうした依頼もあえて受けることで、BtoC市場への可能性も模索していく。

(かながわ経済新聞3月号6面掲載)

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