平成30年8月号の【かながわ経済新聞】に(株)キャロットシステムズ(緑区西橋本1-16-18)が紹介されました。
防犯カメラ遠くても鮮明に
キャロットシステムズ(相模原市中央区相模原、TEL042.750.0007)は、10メートル離れた停止中のクルマのナンバーも鮮明に映し出す家庭用の防犯カメラシステムを開発、発売した。同社で展開する商品ブランド「Alter+(オルタプラス)」のラインナップに加え、大型家電量販店などで販売していく。
防水仕様のフルハイビジョン(フルHD)カメラ、10インチモニターのセット。別売りで記録用のハードディスク駆動装置(HDD)がある。
フルHDカメラの映像を無線でモニターに送るが、モニターをLANケーブルにつないで専用アプリをダウンロードすれば、遠隔地からスマートフォンでも映像を確認できる。モニターは最大4台まで防犯カメラに接続可能だ。
映像は200万画素。家庭用防犯カメラの業界でも最高水準になるという。夜間は赤外線モードに切り替わる。「昔の家庭用防犯カメラは人相が分かれば良いとされてきましたが、今は鮮明な画像が求められています」と西澤勇司社長。
市場想定価格は5万9800円(税別)。カメラは1台に付き同2万4800円(同)。
家庭用だけでなく、小規模なオフィスや店舗などにも向くとしており、設置が簡単なことから”家庭用防犯カメラの入門編”としても位置づけていく。
■市場シェア3割
同社は従業員数25人ながら、家庭用防犯カメラで市場シェア30%を占める企業。「オルタプラス」シリーズは計15商品をそろえており、ヨドバシカメラや大手ホームセンターで販売している。
(かながわ経済新聞8月号5面掲載)