平成29年4月号の【かながわ経済新聞】に
(有)中村電機(南区大野台4-3-28)が紹介されました。
電線でクマも撃退-廃材で「クマよけ鈴」-
電線でクマも撃退します―。
制御盤設計の中村電機(相模原市南区大野台、TEL042.753.2709)は、使用済みの電線(フラットケーブル)を利用したオリジナル商品「クマよけ鈴」を制作している。
地元小中学校に贈呈
同社では、ツキノワグマが出没する市内の山間部の小中学校に毎年、このクマよけ鈴を贈呈しており、今年も小学1年生の児童91人に贈った。
地元・相模原市の教育委員会はこのほど、こうした取り組みに対し感謝状を贈呈。市役所で贈呈式を行い、同社の中村勝彦社長に手渡した。
もともとクマよけ鈴は、制御盤などの生産時に、余って廃材となるカラフルな電線を。女性スタッフが手作業で編み、鈴をつけて完成させたもの。電線を使ったパスケースホルダー、リボン、ブレスレットなども製品化している。いずれも1個600円(税別)で販売中だ。
「余った電線を捨ててしまうなら、有効活用したいと始めました。電線でできているので、強度や耐久性は優れていますし、長持ちもします」と中村勝彦社長。今後も小中学校への贈呈を続けていく考えだ。
(かながわ経済新聞4月号6面掲載)