平成29年10月号の【かながわ経済新聞】に
(株)第五電子工業 （緑区橋本台2-7-23）が紹介されました。
第五電子が新工場建設へ
水田社長「半導体業界は好調」－ユニット装置など製造－
半導体製造装置のユニット製造などを手掛ける、第五電子工業（相模原市緑区橋本台、TEL042.774.2345）は、敷地内に新工場を建設する。2018年5月の稼働を目指す。県が進める産業誘致推進方策「セレクト神奈川100」にも認定された。
「半導体業界は今、常に忙しいです」と水田充臣社長。現在の工場が手狭になったことや増産体制を図るため、新工場建設を決めたと言う。
同社は半導体の製造工程で、材料のリコンウエハーを高温で熱処理した後に冷却する装置のユニットやラジエーター（熱交換器）などを製造。金属の加工から組み立てまで自社工場で一貫してできるのが強み。
「半導体業界は好調です。業界では『シリコンサイクル』と呼ばれる一種の景気循環がありますが、現在は、loT（モノのインターネット）やAI（人工知能）関連の技術の普及が追い風で、少なくとも5～10年は好調が続くでしょう」と水田社長は話す。
敷地内に建設する新工場は4階建て。すでに着工に入っており、稼働後は人員拡充も視野に入れる。「海外進出は考えていません。半導体製造装置は世界的にも日本メーカーがトップで、部品も国内調達がほとんどです。だから今後も国内でやっていきます」としており、来年度には15年比で売上高を2倍にする計画だ。
（かながわ経済新聞2017年10月号5面掲載）
