2016.08.15

(株)リガルジョイントが【かながわ経済新聞】に掲載されました

平成28年8月号の【かながわ経済新聞】に、
(株)リガルジョイント(南区大野台1-9-49)が紹介されました。

■【産業あるある情報】(株)リガルジョイント

新型水処理装置を開発

リガルジョイント(相模原市南区大野台、TEL042.756.7411)は、災害時に河川やプールなどの水から生活用水がつくれる「非常用飲料水製造装置」を開発した。装置本体は、ワンボックスカーに搭載できるコンパクトさも実現した。

採取した水を、攪拌~凝集~フィルターろ過~殺菌の4段階で浄化。厚生労働省が定める細菌、ヒ素、六価クロム、鉛などの水質基準51項目をすべてクリアし、“水道水レベル”の水にする。

1時間あたり1300リットル処理。1日稼働すれば3400人分の生活用水を供給できるという。
装置本体は、ガソリンエンジン式の発電機を利用するので、電源停止時でも稼働する。価格は1台400万~800万円。初年度1億円の販売を見込む。

「将来起こる大規模地震に備え、家庭ではPETボトル入り飲料水の備蓄が進んでいます。しかし、大規模災害時に必要な水は飲料水だけに限りません」と武田貴城営業部長。
「清掃、洗濯、風呂にも清潔な水は必要です。この装置は、これまでにはない高速浄化性能で大量の生活用水を供給できます」と説明する。

まずは災害対策を進める自治体や企業、病院などをターゲットに売り込む。将来的には、水問題を抱える開発途上国への輸出も視野に入れる。
(かながわ経済新聞8月号8面掲載)

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