2019年7月号の【かながわ経済新聞】に(株)クライムNCD(相模原市南区下溝1096)が紹介されました。
完成イメージをVRで再現! 設計図からよりリアルに表現
設計図からの完成イメージをVRで―。プレス金型設計のクライムNCD(相模原市南区下溝、TEL042.777.7333)は、お客さんから設計図をもらい、同社でその完成イメージを動きのあるCGアニメーションで表現する「エンジニアリングアニメーション・サービス」に、VR(仮想現実)映像作成も付加した。試作前に製品の動きをリアルに確認したい場合に使えるという。
ものづくりアニメーション
これから開発したり、試作したりする製品や技術を、動きのあるCGアニメーションを使って分かりやすく表現する同サービスは、要望を聞きながら同社専門グループが、オーダーメードで製作する。
図面やイラストをベースに、開発中の製品が完成した場合、実際にどう動くかを、CGアニメで確認できるものだ。
具体的には、製品の取り扱い方法や生産工場での難解な組み立て作業など、言葉や実写映像だけでは説明しにくい場合に適しているという。展示会でのプレゼン資料や教材としても用途がある。
今回乗り出したのが、そのCG映像のVR化。見えない場所をよりリアルな感覚で見えるようにするもので「CGアニメーションに対する付加価値となります」と、営業部の河合俊明さんは語る。
VR映像は専用ゴーグルを着けて見るが、遠くても、角度が変わっても360度映像が体感できる。「VR映像の疑似体験に、よりリアルな没入感があるのも特徴です」と話すのは、同じく技術担当の川村幸平さん。取引先からの反応は上々だという。
(かながわ経済新聞7月号5面掲載)