2024年10月号の【かながわ経済新聞】にが紹介されました。
■【産業あるある情報】株式会社東鈴紙器
段ボールゆりかご、ロングセラーに
東鈴紙器、里帰り時などでニーズ
段ボール製造、東鈴紙器(相模原市中央区小町通)の自社商品「ダンボールゆりかご」が、2013年の発売以降、累計500台超を販売するロングセラー商品となっている。同商品は、のりや工具を使わなくても組み立てや分解できる構造になっており、5・4キログラムと軽量で持ち運びできる。生後6カ月未満が対象。価格は5,390円。中でも里帰りにおける需要があるという。
「ベビーベッドをレンタルすると、1カ月7,000~8,000円ほどかかります。その点(同商品は)割安なうえ、分解しても組み立てれば繰り返し使えます」(鈴木和弥社長)。
段ボールメーカーならではの特殊設計も施した。200キロ程度の荷重にも耐えられるほか、化学物質不使用。段ボール先端部の切り口は、手を切ることがないよう波状に加工した。不要になったら資源ごみとして捨てられ、リサイクルされる。現在、直販サイト「トーレ―ショップ」などで販売されており、じわりと広がっているという。
(かながわ経済新聞 2024年10月号に掲載)