2020年12月号の【かながわ経済新聞】にフェイス(株)(相模原市南区大野台4-1-61)が紹介されました。
ベンチャー向け開発支援サービス開始
産業用電子機器製造、フェイス(相模原市南区大野台、042.759.4868)は、ベンチャー企業を対象にした開発支援サービスを始めた。製品化のアイデアはあるものの、試作や量産、部品調達のノウハウがない企業に対し、同社が一貫してサポートする。センサーやIoT、ウェアラブルデバイスなどの先端分野での相談が多いという。
「アイデアはあっても、形にするのは全く別の分野です。それを当社が担います」と、同社の山根浩之執行役員。場合によっては、設計段階から同社が一緒に入ることもあるという。
また、試作から量産までを同社とグループ企業内で請け負えるため、ベンチャー企業にとっては複数に依頼する手間がなく、生産コスト削減にもつながるという。
すでに同社が協力して製品化した事例も複数ある。
例えば、メディアで有名になった、愛犬の心理状態を可視化する世界初デバイス「INUPATHY(イヌパシー)」も、そのうちの一つだという。
「優れたアイデアを持つベンチャー企業と一緒に仕事をすることで、当社にとっても新しいことにチャレンジできる機会になります」(山根執行役員)と話しており、今後は積極的に組みたいとしている。
(かながわ経済新聞2020年12月号6面掲載)