2023年3月号の【かながわ経済新聞】にサインビクトリー(相模原市緑区二本松)が紹介されました。
■【産業あるある情報】株式会社サインビクトリー
看板製作の技術で「猫用家具」参入
サインビクトリー、PVC 製で続々と商品化
屋外広告(看板)や室内装飾などを手掛ける、サインビクトリー(相模原市緑区二本松)は、ペット用品市場に参入した。屋内看板などに使われる材料である難燃性発泡塩ビ板(PVC)と、その加工技術を活用し、「猫用家具」を続々と商品化。
楽天市場内の自社店舗「NEOファンタジア」での販売を始めた。
ブランド名は「猫家具」。オリジナルの「キャットアパートメント」「キャットホワイトキャッスル」「キャットブリッジ」など計6種類をラインナップ。いずれもオールPVC製で木材より頑丈。爪とぎで傷になりにくいのも特徴という。また、どの商品も組み立て時のビスや接着剤が不要。パーツをはめ込むだけで完成する。色はホワイトで、絵を描いたり、シールを貼ったりもできる。
現在、ペット関連製品の市場拡大が進む中、「ペットショップやホームセンターに売られていないものを開発」(八木勝利社長)することで、今後は同事業の拡大を目指す。今年度は猫用家具全体で6000台程度の販売を見込む。なお、同社は商品開発時期に試作品をメルカリに出品。テストマーケティングの場として活用し、購入者の意見を反映しながら価格や機能などを決めていったという。
(かながわ経済新聞2023年3月号9面掲載)