平成27年11月号の【かながわ経済新聞】に、
(株)小池設備(南区西大沼1-18-2)が紹介されました。
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■【産業あるある情報】(株)小池設備
最短6年で「社長」にします
最短6年で社長にします-。建設業界で深刻になっている若手人材の不足を解消しようと、水道工事業の小池設備
(相模原市南区西大沼、☎042-754-8181)は、“独立開業”を前提とした高卒新卒の採用を始めた。
入社後に職人として“一人前”になってもらい、独立する際は、経理や営業先などの面倒もみる。出身地に戻って開業する場合でも、小池重憲社長が同行して、取引先を一緒に開拓する。
【社内活性化にも一役】
「最初から独立しようと思って入社する人は、仕事に対する意気込み、一人前になるまでのスピードが違います」と小池社長。
たとえ6年後に巣立ったとしても、在籍期間中は、仕事を早く覚えて一生懸命にこなすので、会社としても損失にならないという。また、若い社長を多く輩出することで、業界全体の活性化にもつなげる。
現在、この制度で3人の若手が入社。いずれも地方出身者だが、期待通りの人材が集まったという。「やる気ある若手が入ったことで、職場の活性化になり、ほかの社員にもよい影響が出ています。」
【若手社員と「夢会議」開く】
小池社長は3カ月に一度、これら若手社員と「夢会議」と名づけた懇談会を開催。
それぞれの夢や職人像、実現のために今やるべきこと…。午前8時~午後5時まで、1日じっくりかけて語り合っている。そうすることで、夢実現のプロセス、人としてのあり方などで気付きを得てもらっている。
「多くの人は、仕事をすること自体が目的となっていますが、仕事を通じて自分の夢をどう叶えるかが大切だと思います。それをサポートするのが社長と会社組織の役割です」と。今後は同制度を通じて年間10人程度の採用を目指す。
(かながわ経済新聞11月号8面掲載)