2024年6月号の【かながわ経済新聞】に佐藤畳店(南区中央林間)が紹介されました。
■【産業あるある情報】佐藤畳店
畳の縁材で「犬のネクタイ」
佐藤畳店、余剰材を有効活用
町の畳屋さんがアイデアグッズ。佐藤畳店(相模原市南区東林間)は、畳の張り替え時に使用する縁の余剰材を使用した「愛犬ネクタイ」を製作した。愛犬をドレスアップできるグッズで、多彩な柄や色を用意した。「身近なグッズにすることで、畳を知らない若い世代にも畳文化のことを知ってほしいです」という佐藤洋一代表の思いも込められている。
縁材は畳表の保護補強に使われるが、張り替えのたびに余剰材が出る。しかし、再利用するには中途半端な長さであり、ほとんどが廃棄されていたという。こうした中、佐藤代表は妻とともにハンドメイドで何か作れないかと考え、ペット用品に着目。自分た ちでデザインして仕上げた。 使用する縁材は岡山県産。「ものによっては柔らかな素材で、愛犬への負担も最小限に抑えられます。身近なパートナーとの特別な瞬間を演出します」(佐藤代表)。価格は1,500円を予定。直販サイトでの取り扱いを始めたほか、ペットショップなどへの販路拡大も目指す。
(かながわ経済新聞 2024年6月号p4に掲載)