2021年2月号の【かながわ経済新聞】に(株)文盛堂(相模原市中央区千代田6-1-18)が紹介されました。
子どもたちが集う場所に 店内に巨大な「文具のなる木」
事務用品販売の文盛堂(相模原市中央区千代田、042.752.2303)の1階店舗に登場した巨大なモニュメント「文具のなる木」が、来店者たちの目を楽しませている。昨年10月の新社屋建設に合わせて設けられたもので、地元の女子美術大学(同市南区麻溝台)でプロダクトデザインを専攻する学生がデザインした。
店内中央にあるモニュメントは、高さ3メートルある“木”。天井からは“葉”に見立てたスタイロフォーム製の色鉛筆が140本垂れ下がっている。幹の周辺はテーブルになっており、ここで試し書きなどができる。
「新店舗のテーマは『文具の森』です。『文具のなる木』には、カラフルな『鉛筆の葉』が茂り、『文具の実』がたくさん実っています。その『文具のなる木』がある森へ、ピクニックカゴを持って、自分だけのお気に入りの文具を見つける旅に出かける…。そんなイメージで制作しました」と尾作太一専務。四季に合わせ、色鉛筆も変えていくという。
地域の文具店にとって、コンビニエンスストアや100円ショップの台頭は脅威となっているが、その一方で子どもたちが放課後に楽しめるような店が少なくなりつつある。
こうした中で、同店は子どもたちが楽しみに集うような店にしたいとしており、アフターコロナには恒例のサマーフェスタなどのイベントも企画していく。
(かながわ経済新聞2021年2月号5面掲載)