2019年9月号の【かながわ経済新聞】に(株)メディアプラス(相模原市中央区千代田7-6-11)が紹介されました。
「力制御」入れたロボ開発へ 指先の作業も可能に
ソフトウェア開発のメディアプラス(相模原市中央区千代田、TEL042.750.6515)は、「力制御」を利用したロボット技術の開発に乗り出した。人が指先でやっている作業も可能になるとしている。
人の代わりに作業をするロボットアームなどは通常、位置制御によって、モノを別の場所に動かしたりすることが可能だが、そもそも「力制御」がないため、位置に多少の”ズレ”があると機能しない。
例えば、小さな穴にモノを入れようとする場合、人間なら多少のズレがあっても指先の力感覚で認識し、無意識に修正するが、位置制御のみの場合だと、少しでもぶつかると止まってしまう。
それに対し「(感覚制御を行う)力覚センサーやトルクセンサー付きのロボットアームを使って力を制御すると、ぶつかったとしても、逆に違うことを受け入れたまま動くことができます」と金沢勇社長。
現在、位置制御と力制御があるロボットアームの受託開発を進めており、早ければ2020年3月にも完成させる計画だ。
(かながわ経済新聞9月号6面掲載)