2016.10.12

(株)清水原コーポレーションが【かながわ経済新聞】に掲載されました

平成28年10月号の【かながわ経済新聞】に、
(株)清水原コーポレーション(緑区田名2180-3)が紹介されました。

■【産業あるある情報】(株)清水原コーポレーション

板物の加工で稼働率アップ

機械加工の清水原コーポレーション(相模原市緑区田名、TEL042.761.9500)が”板物”の加工に乗り出した。
同社は自動車部品や建機部品などの加工を主力としており、その中でもブレーキに使用する「ドラム」や車輪を構成する部品「ハブ」などを生産する。いずれも丸い形状で、これまでは、平らな板物の加工とは無縁だった。

技術習得と飛び込み営業が奏功

しかし、「自動車業界から受注する量産品の加工の仕事は減少傾向にあります。工場の機械を遊ばせないためにも新分野に挑戦しました」と山口友彦専務。
今までやったことがない形状の加工もできるよう、既存の設備を使った加工方法(プログラミング)を山口専務が試行錯誤を繰り返しながら習得。それと同時に、ひたすら飛び込み営業をしながら、新規受注を重ねた。
その結果、取引先を10社以上増やすことに成功。今では半導体製造装置や工作機械の部品加工も手掛けるまでになり、工場の稼働率も以前の60%から90%にアップしたという。厚さ10ミリ~50ミリの板物なら積極的に対応。素材は鉄やアルミ、鋳物、ステンレスなどだ。
今後の目標はお客さんをさらに増やすこと。「取引先が100社ほどある会社にしていきたいですね」と山口専務は意気込みをみせる。

(かながわ経済新聞10月号6面掲載)

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