平成28年10月号の【かながわ経済新聞】に、
(株)小池設備(南区西大沼1-18-2)が紹介されました。
夢を語ろう
みんなで夢を語ろう-。水道設備業、小池設備(相模原市南区西大沼TEL042.754.8181)は、「ドリームマネージャー」を導入した。18~50歳の社員6人を集め、毎月1回、それぞれの夢について長時間議論。実現に向けてバックアップしていく。社員のモチベーションアップに成果を挙げているとしており、今後は会社全体に広げたい考えだ。
モチベーションUPに成果
「ドリームマネージャー」の会議では、各メンバーが自身が抱いている夢を100ほど挙げる。夢は仕事でも、プライベートなら何でもよい。
それらを①すぐに実現可能な夢②1~5年以内で実現できそうな夢③5年以上かかりそうな夢の計3つに分類。メンバーは「なぜその夢なのか」を他のメンバーに説明。実現にはどうしたらよいかを、全員で話し合っていく。社長はファシリテーター役となる。
社内にドリームマネージャー
例えば、「富士山に登頂したい」という、すぐに実現可能な夢を持つ社員がいたとする。その場合、仕事の合間に他の社員が登山の情報などを知らせたり、会社として休日を取りやすくしてあげたりと社内で応援する。
一方、長期的に実現したい夢に対しては、本人のキャリア形成まで踏み込んでアドバイスすることも。
「夢について考えることで、これまで気づかなかった点も分かり、本当の自分が見えてきます」と小池重憲社長。1年間は現在のメンバーで話し合い、翌年は他の社員も加えていく。
ことし4月にはキックオフ大会として、全社員36人が自分の夢をプレゼン。「(社員が互いの夢を共有したことで)コミュニケーションが円滑になり、士気も高まっていると思います」と小池社長は話している。
(かながわ経済新聞10月号8面掲載)