2020年1月号の【かながわ経済新聞】「12月に取材した注目の新技術新製品」に(株)リガルジョイント(相模原市南区大野台1-9-49)が紹介されました。
弾力性続く新素材 多機能クッションを発売
液体制御機器や環境機器などを製造するリガルジョイント(相模原市南区大野台、TEL042.756.7444)は、新素材「多機能クッション」の販売を始めた。ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)を太さ1ミリ以下の糸状にしたものをクッション素材にすることで、長年使用しても弾力性が劣化しない特徴を実現した。今後は用途開拓を進めていく。
クッション素材として普及しているウレタンフォームなどと比べ、殺菌性や防カビ性も優れており、水洗いが可能。好きな形状や硬さにも加工できる。
もともと、福島県の素材開発ベンチャー企業が生み出したものを、リガルジョイントで販売することとなった。価格は厚さ10ミリ×1メートルで1万円(税別)から。
用途としては、インテリアのクッションやマットレス、医療・介護関係、緩衝材など幅広く見込んでいる。デザインソファーとして、カバーを付けずにそのまま使用することもできるという。
稲場純社長は「さまざまな分野で活用できるはずです」としており、積極的に売り込んでいきたい考えだ。
(かながわ経済新聞2020年1月号4面掲載)