2019年5月号の【かながわ経済新聞】に(株)東鈴紙器(相模原市中央区小町通2-10-17)が紹介されました。
段ボールで「かんたんトイレ」
段ボール製造販売、東鈴紙器(相模原市中央区小町通、TEL042.774.0488)は、段ボールを使った防災グッズの開発に乗り出した。
第一弾として「かんたんトイレ」を商品化、直販サイト「トーレ―ショップ」で販売していく。
本体は通常の1.5倍となる厚さ8ミリの段ボールを採用。いすのように組み立ててトイレとして使用する。専用のビニール袋をかぶせた状態で、排せつ前に付属の消臭固化材を投入する。本体は体重100キロ超の人が座っても耐えられる。
本体とビニール袋(20枚)、消臭固化剤(20個)のセットで2700円(税別)。大人なら1セットで3日間程度使えるという。
レジャーやキャンプにも 防災グッズを開発
「レジャーやキャンプなどにも重宝できます」と、同社の西出英子さん。トイレの本体は1キロのため、持ち運びも簡単だ。
災害時に問題になるトイレだが、家庭では1人1セットを持っておくと有事の備えになるという。
鈴木和弥社長は「(段ボールを使った防災グッズの)第二弾、第三弾をやっていきたいです。自治体にも採用してほしいです」と話している。
(かながわ経済新聞5月号5面掲載)