2019年5月号の【かながわ経済新聞】に(株)さがみはら産業創造センター(相模原市緑区西橋本5-4-21)が紹介されました。
台湾ビジネスをサポート
産業支援機関、さがみはら産業創造センター(SIC、相模原市緑区西橋本、TEL042.770.9119)は、台湾ビジネスサポートを本格展開する。
海外ビジネスのノウハウがない中小企業とSICが個別に契約。企業との信頼関係を構築した上で、展示会出展から市場調査、商談、契約書、取引成立後のフォローに至るまで、ワンストップで支援できるようメニューを整備した。
成果報酬型も 市場調査から商談 成約後フォローまで
台湾は中小製造業の技術レベルが向上しており、人手不足を背景にした日本企業からの生産委託や共同開発、それに現地市場開拓に対するニーズが年々高まってきている。こうした中、SICでは貿易実務を理解した専門スタッフを配置。台北市内に置く現地拠点「SIC台北ビジネスセンター」などと連携し支援していく。
最近では電気自動車(EV)関連部品を手掛ける企業を手伝い、現地企業と共同で、試作開発から量産までを目指して後押ししている。
「台湾企業はとにかく開発スピードが早いです。量産に至っても、品質とコスト面でのバランスが良い企業もあります。協業で相互に補完し合うことで、市場投入までの期間を短縮できます」と事業創造部の五島康人さん。
一方、製造業だけではなく、台湾では消費者の「ジャパンブランド」に対する期待や購買意欲が高いことから、現地市場を開拓したいとする小売業も積極的に支援していく。
(かながわ経済新聞5月号6面掲載)