2022.09.12

一友ビルドテックが「かながわ経済新聞」に掲載されました。

2022年9月号の【かながわ経済新聞】に一友ビルドテック(相模原市中央区陽光台)が紹介されました。

【産業あるある情報】一友ビルドテック(株)

機能性外壁塗装を「室内」にも
一友ビルドテック、コロナ禍のニーズ拡大で

 外壁塗装業、一友ビルドテック(相模原市中央区陽光台)は室内塗装に進出する。同社が外壁・屋根塗装で使用している主力の機能性塗料が、室内にも使えることから決めた。テレワークの浸透などで在宅時間が増加したことを背景に、今後は室内塗装のニーズがあるとしている。事業再構築補助金を活用し、年内にショールームも開設する。


 外壁塗装を中心に、屋根塗装や防水工事なども展開する。価格競争とは一線を画すために、使用する塗料に特徴を出しており、中でも機能性塗料の「ガイナ」や「アステックペイント」を採用する。
 「ガイナ」は日進産業(東京都板橋区)が宇宙航空研究開発機構(JAXA)開発の断熱技術を応用した遮熱塗料。JAXAとライセンス契約を結んで開発したもので、熱を制御する特殊セラミックの粒が配合されている。そのため、遮熱・断熱効果や消臭のほか、防音効果も確認されている。一方「アステックペイント」も優れた遮熱・断熱性など、数多くの機能性を有するという。
 一友ビルドテックでは「ガイナ」などの機能性が、室内塗装のニーズにもマッチするとしており、同分野に進出していく。
「室内の壁にも、外壁と同じように施工できます。ウィズコロナ時代はテレワークが当たり前になっていますが、そうなると住宅の防音に対するニーズが高まってきます。遮熱・断熱や消臭機能もありますので、快適空間の創出につながります」と、金塚浩一社長は説明する。年内に本社敷地内に新設するショールームで個人客に対して機能性塗料を体感してもらうことにより、新規の受注獲得につなげていく。

(かながわ経済新聞2022年9月号8面掲載)

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