こんにちは、あるです!
まだ暦は6月なのに真夏のように暑くなっているような。
梅雨ってどこに行っちゃったのかなぁ。
そんなことを考えていると、
ソリウッド木工教室(ソリウッド・プロダクツ株式会社)の丸形まな板が、
相模原市ふるさと納税の返礼品になったとの話が舞い込んできました。
そこで、ソリウッドの松本さんにお話を伺いました。

丸まな板 製作のきっかけ
丸まな板製作のきっかけは、実は妻からの「ピザをのせる板を作って」という一言でした。
ですから「四角」ではなく「丸」なんです。
ピザ台として使ったら、これまな板として使っても便利だと聞いたので、丸まな板として商品化しました。
丸形は、機械で丸く形を抜くのですがその痕を綺麗に仕上げるのに手間がかかるので、腕の見せ所です。
クルミ材の良さ
ふるさと納税の商品は、どのくらい注文が来るかわからないので、材料の手配が難しくないという点から、クルミ材の丸まな板を選びました。
クルミ材は広葉樹で、優しくて素朴な雰囲気を持っています。
そのほかの広葉樹材も色が濃いですね。ヒノキやヒバといった針葉樹とは趣が違う木目をしています。
機能的な面では、針葉樹よりは硬いので、キズはつきにくいです。(といっても、まな板なので傷はつきますが…)
お客様の反応は…
お客様からも、丸い形が使いやすいという声頂いています。


我が家では年1回くらい手作りピザパーティーをしています。」

素朴な疑問 ソリウッドさんの「焼印」のようなマークを付ける予定はないのですか?
焼印はよく言われるのですが、私の父が焼印とか刻印とかを木にするのが嫌だったみたいで弊社の商品にはそういう類の印をつけていないんです。木を傷つけるのは嫌だという理由で。なので、それが弊社では慣例になってしまっています…
最近はお皿の裏に一文字だけ焼きペンで印を入れたりしていますが、今のところ丸まな板も印を入れる予定はないんですが。(焼印って温度とかで上手くいかないことがあって、ロスになるケースがあるので、目立つところに入れるのは難しいと感じています。)
松本さんとソリウッドのこだわりが伝わりました。
木の素材感を活かして、その魅力を最大限に活かせるように職人の手で丁寧に仕上げています。上々ですので、ぜひよろしくお願いします。
ありがとうございました!
丸まな板を製作したソリウッド・プロダクツ(株)が運営しているソリウッド木工教室の次のスタートは10月です。木のぬくもりを感じられる家具を自分でも作ってみたいという方は、見てくださいね。

ソリウッド木工教室にお邪魔しました 訪問日2024/4/3
こんにちは、あるです!

今回は、相模原市緑区寸沢嵐の工房「ソリウッド木工教室」に行ってきました。
工房は、空気が澄んでいてとても気持ちの良いところにありました!

初めまして松本社長!今日はよろしくお願いします。
ソリウッド木工教室

初めて家具のアトリエに来ました(キョロキョロ)
うわぁ~天井が高いな。
この空間は、学校の「図工室」とか「技術室」を思い出します!


相模原市内からはどのくらい生徒さんが来るんですか?
社長「ここ数年で結構増えました。神奈川・東京・埼玉からの方が多くて、遠くからは千葉から通ってくれた方もいましたよ。」


木工教室では伝統の家具作り技術を教えていると聞いたんですが…
「基礎コースでは、釘を使わない伝統的な方法で「花台」を作ってもらっています。「かんな」や「ノミ」「のこぎり」など基礎的な道具を使って家具作り体験ができるのが木工教室の魅力です。」

職人さんに教えてもらうと、初めてでもできるようになるんだね~

ソリウッドの木材乾燥機
珍しい方法で木を乾燥させる技術をお持ちだと聞いたんですが…
社長「はい、実際に見に行ってみましょうか。」
一度外に出て、ガレージの隣にある乾燥室に案内してくれました。
湿気を入れないためか、扉が頑丈で重たそう…。
社長は開けて、中を見せてくれました!
「以前は蒸気式の乾燥機を使っていたんですが、木が痛むというか、表面が少し焼ける感じがしていました。しかしこの方法だと木へのダメージは少ないことが分かり、この方法で木材を乾燥しています。長年の試行錯誤のたまものです。」

色々なアイディアで新しい家具を開発

皆さん「推し活」ってご存知ですか?
例えば、芸能人やアイドルやアニメなど、自分が好きなものを日常生活に取り入れて、いつもそれと一緒に生活する…というライフ活動です。
なんと、それに興味を持ってくださった松本社長が「推し活」のために小さな家具を試作されたとのこと。ミニチュアの椅子とテーブルにパンダのぬいぐるみが座っています。本格的な工程で職人の手作りなので仕上がりに高級感もありました!
こんなに本格的な家具で推し活ができたら素敵だなぁ~~!
ソリウッドさんのこだわりはありますか?
「元々は材木屋だったこともあり、無垢材を使うことにはこだわっています。お客様に木材・木製品に興味を持ってもらう事で、森を守る意識が芽生えてほしいという願いがありまして。でも、売り物の家具作りで大事なのは使いやすさやだと思っています。今は、家が都市型の住宅が多いので、運びやすさや使いやすいサイズを作ることが多いです。
サイズが小さいといっても工程は同じなので、しっかり作っていますよ」

色々なアイディアを形にしてくれる松本社長。これからも、素敵な家具作りを応援します!
社長の遊び心が見られるインスタグラムも是非ご覧ください→→ https://www.instagram.com/soliwoodproducts/
