詳細情報
吉野宿ふじやは明治30年頃建築の木造2階建て切妻造りの建造物です。
かつては甲州道中の宿場・吉野宿の旅籠「藤屋」として営まれていましたが、明治29年の大火で焼失した後、現在のつくりに建て替えられています。
宿場町であった吉野宿に設けられていた旅籠の名残りを留める数少ない建物であり、近世から近代の養蚕農家の変遷を考える上でも貴重な建造物として相模原市の登録有形文化財に登録されています。
現在は、建造物として一般に公開されているとともに、中では地元から出土した土器や当時の人々の暮らしを伝える生活用具、養蚕、炭焼きに関する展示がされ、周辺の歴史を伝えています。
その他、藤野周辺の観光案内や特産物の案内等が行われています。
平日(月曜及び祝日等の翌日を除く)は団体(10人以上)に限り観覧することができます。2週間前までに相模原市立博物館(℡042-750-8030)へお申し込みください。
入場は無料。駐車場あり。
今まで開催したイベント等
■藤野の懐かしい写真展
■甲州道中ハイキング
■写真展
■蚕の飼育
■甲州道中俳句展
■藤野のお雛さま
■写真展と戦時中の体験記
■桂川・相模川展
■語り合う集い など